アダラートは最初は狭心症の治療薬と開発されましたが、臨床実験をしたところ高血圧の改善が認められたことから現在では高血圧改善に用いられるお薬となりました。当局ではアダラートの歴史について皆様に説明していきます。

アダラートの歴史について説明する男性

アダラートの種類とトマトの併用について

アダラートは高血圧症と狭心症に対して使用される薬です。
近年食生活が欧米化してきており、メタボリックシンドロームなど生活習慣に問題のある方が増加傾向にあります。これによって生活習慣病が横行しており、その生活習慣病の1つに高血圧症が挙げられます。血圧は高くても急に症状として問題となることはありません。しかし長期的に高血圧が続くと、血管壁が傷ついて動脈硬化が進行し、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などのリスクが高くなってしまいます。よってなるべく早めから高血圧の治療を行った方がいいです。
アダラートは血管平滑筋のカルシウムチャネルの機能を阻止することで血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させます。血管が拡張することで血管壁にかかる圧力が軽減され、血圧は低下します。また心臓の血管を拡張させ、狭心症で狭窄した血液の通り道を広くします。
アダラートには様々な種類の剤形が存在します。最初に発売されたのはカプセルで、これは1日3回服用します。その次にL錠が発売され、これは1日2回の服用になりました。さらにCR錠が存在し、これは1日1回の服用で効果が24時間持続する徐放錠です。3種類の中で今ではCR錠が最も使用されていますが、血圧の日内変動の特徴などによって3種類を使い分けるようになっています。
アダラートとトマトの併用に関してですが、アダラートはトマトと併用しても問題ありません。アダラートと併用して問題となる食材はグレープフルーツです。グレープフルーツはアダラートの有効成分ニフェジピンの代謝酵素CYP3A4を阻害し、アダラートの効果を強めてしまいます。またトマトに含まれるリコピンは抗酸化作用に優れ、動脈硬化を予防するため、高血圧症治療と併用することは大変効果的なので是非併用しましょう。